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カラーセラピー(3)

赤が好きな子は、元気な子?

 赤ばかりを好む子供は、本当に元気が良く天真爛漫な子供と、暗く陰湿で意地悪ばかりをする子、の2通りあります。後者の子は、赤でも少し暗い色を好み、絵を描く時でも横殴りに乱暴に描く事が多く見られます。

 赤と黒を使う時には、怒りが限界に達し、切れる寸前の状態を表しています。赤の持つプラスエネルギーではなく、マイナスエネルギーの怒り、不満、攻撃性、狂気に合わせ、黒の持つ思い詰める抑圧、恐怖、不満といったマイナスエネルギーが交わり合っている時です。

 この他に、黒と赤の多い絵を描く子は、母親への愛情を強く求めている時でもあります。又、母親に強く叱られた後でも黒と赤を使う事があります。

子供の心は色に表れます

 子供の心は常に成長し揺れ動いていますので、常に同じ心理状態というわけではありません。お絵描き、着るもの、持ち物等...子供たちは色を無意識に選んでいると思いがちですが、心に悩みや不安を持つ子供たちは、心のSOSを色で表現しているのです。

 子供達にお絵描きをさせる時、決してテーマを与えたり、口出しをしたりしないように気をつけてください。子供が自由に、本能のままに描く色を使うという事が大事です。「この色を使ってお花を描いて」とか、「景色を描いてみよう」などと言って描かせたものは、子供の本当の心が出ていません。

 また、色にはそれぞれ深い意味がありますので、取り違えると間違った判断をしてしまいます。青色はこう、緑はこう、と決めつけるのではなく、同じ色ばかりを好んで使っているときや、いつもは使わない色を多く使いだしたときは、注意深く子供たちを観察してあげてください。

色彩療法

 現力の乏しい小さな子供達や口下手な子供達は、自分の中にある悩みをどのように解決したらよいのか分かりません。自分の意思を上手に伝えられず、小さな胸を痛め苦しんでいる子供達の態度を親や学校の先生がキャッチして、悩みを解決してくれれば何の問題もないのですが、恐らくそのような事は稀だと思います。

 学校では、図工の時その子が描く色で心の悩みを表している事が多く、又、家庭では、好んで着ている洋服の色や持ち物の色から判断する事が出来ます。子供が好む色が片寄って来た時には、子供が無意識に周りの人に、「私に気付いて」「私を助けて」と心のSOSの信号を出している時だと思って下さい。

色の知識をほんの少し知って頂けば、我が子の心の叫びや、又、周りの子供の様子がより鮮明に理解でき、子供達に手を差し伸べてやる事が出来るのは間違いありません。難しい学問や心理学を学ぶより、ずっと楽しく楽に子供たちと共に色を学び、役立ててもらえればと思います。必ず結果の出る方法です。色に関心を持って下さる事を皆さんにお願い致します。

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